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●認知症は心の進化のプロセスであり、ほんとうの人生のはじまり。

●わたしたちは、なんとなく勝手に脳が作ってしまった世界に隷属しているが、老化による脳機能不全により解放される。

 解放されたわたしたちはわたしたちとコミュニケーションがとれなくなっていきます。しかし、実際はわたしたちがコミュニケーション法を限定しているのであって、通い合うことができるのということは現場にいると体験することができます。

 方法はあります。

 その方法を明確にしていくケアをめざしています。

●老いてコミュニケーション不全の世界は、シリアスに深刻になりがちですが、実のところはユーモアも多分に含まれています。

 そのユーモアの要素を安易に取り出すと虐待と言われたりほんとうに虐待に進んでしまうこともあります。

 それをふせぐためには、文学、人類学、美術、音楽、映画の力を総員してその人のそのままの本性を殺さないケアを実践していくことが目標です。

 

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